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WordPressでウェブサイトを制作していると身に覚えのないマージンが発生したり、逆にスタイルが反映されないことが多々あります。

その原因の大半はインストールしたプラグインの影響です。

プラグインをインストールすると、そのプラグインのJavaScriptやcssファイルが自動で読み込まれます。プラグインのスタイルシートが読み込まれると、例えばプラグイン側で使用しているクラス名と自分のコーディングで使用したクラス名が重なるとどちらかが反映されないといった現象が起こります。

対処方法としては、強制的にスタイルを優先させる「!important」を付けたり、プラグインの中身のcssを書き換えたりすれば解決する場合がありますが、どちらもめんどくさいですしプラグインの中身を直接いじるのは危険です。

そこで今回は多くの人に利用されているWordPressのプラグイン、 『Jetpack』を例に挙げてプラグインのcssファイルそのものを読み込ませない方法をご紹介します。

『Jetpack』をインストールすると読み込まれるcssファイル


『Jetpack』はアクセス解析や関連投稿、パブリサイズの接続(WordPressの記事をTwitterやFacebookなどのSNSと自動的に共有させる)など便利なプラグインなので私も利用する機会が多くあります。

『Jetpack』をインストールすると下の画像のようにデフォルトで「jetpack.css」が読み込まれます。
(機能を追加することでその他のファイルが読み込まれることもあります)



『Jetpack』のcssファイルを読み込ませない方法

『Jetpack』のcssファイルを読み込ませないためには下記のコードをfunctions.phpに追加します。


add_filter( 'jetpack_implode_frontend_css', '__return_false' );


これだけで「jetpack.css」は読み込まれなくなります。

最後に

不要なファイルを読み込ませないことはコーディングだけでなく、サイトの表示速度向上の面でも大切になります。

今回は『Jetpack』のcssファイルを読み込ませない方法を紹介しましたが、各プラグインごとに作業方法は異なりますのでご注意ください。

参考にさせて頂いたサイト
https://www.imamura.biz/blog/24020

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