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①独自ドメインとは?


独自ドメインについてわたしの仕事用のサイトを例に説明します。わたしのサイトのアドレスは「https://design-hasegawa.com/」です。

独自ドメインはこのアドレスの「https://〇〇〇〇〇〇/」の部分「design-hasegawa.com」のことを指します。


「わたしのサイト」→ https://design-hasegawa.com/

「Yahoo!」→ https://www.yahoo.co.jp/

「Google」→ https://www.google.co.jp/


独自ドメインは世界に1つだけで、かぶってしまったり同じものが存在することはありません

また、「.com」の部分をトップレベルドメインといい「.com」以外にも「.jp」「.net」「.org」など数千種類あります。

それらは特性により種類分けされ、値段も年間1,000円程のものから10,000円近いものまで様々です。
(普通にブログを開設してみんなに見てもらって・・という方は「.com」や「.net」で十分だと思います)


トップレベルドメインの種類

・一般トップレベルドメイン(gTLD)
個人・法人・企業などに利用可能で、世界のどこからでも複数取得可能なドメイン


ドメイン用途・意味
.com商用サービスを対象としたドメイン。現在は用途に制限はなく、サービスやブランドの紹介サイト、キャンペーンサイト、個人サイトなどに利用され世界的に人気があります。
.netネットワークを意味するドメイン。現在は用途に制限はなく一般的なドメインとして幅広く使われています。「.com」に次いで人気があります。
.org非営利団体を対象としたドメイン。現在は用途に制限はなく一般的なドメインとして幅広く使われています。
.bizビジネスを対象としたドメイン。商用利用にのみ使用が可能なドメインとなります。


・国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)
アメリカなら「.us」日本なら「.jp」のように、国や地域を表したドメイン


ドメイン用途・意味
.jp日本を表すドメイン。日本国内に住所があれば取得できます。
.co.jp株式会社、有限会社、合同会社、合名会社、合資会社など。
.ne.jpネットワークサービス提供者。
.tokyo.jp「tokyo.jp」「hokkaido.jp」のように47都道府県を表したドメイン。日本国内に住所をもつ個人・団体・組織であれば誰でもいくつでも登録できます。

引用:さくらインターネット


他にも様々なトップレベルドメインがあります。さらに詳しく知りたい方は、各ドメイン取得サービス業者のサイトをご覧ください。



ドメインには独自ドメインの他にも「サブドメイン」「マルチドメイン」などがあります。

②無料ドメインとは?


無料ドメインとは読んで字のごとく無料で使用できるドメインのことです。例えば「はてなブログ」を無料で始める際「http://〇〇〇〇.hatenablog.com/」のようなアドレスを与えられますよね。

また、レンタルサーバーによっては初期ドメインとして「http://〇〇〇〇.sakura.ne.jp」(さくらインターネットの場合)が設定されます。

つまり無料ドメインは既に存在するドメインに自分の設定したドメイン(〇〇〇〇の部分)を加えた形、さらに分かりやすく言うと、他人(業者)のドメインを間借りしているということになります。

このように特別な設定や費用がかからないドメインを「無料ドメイン」と呼びます。

③独自ドメインのメリット


①ユーザーに認知されやすい

ドメイン名を自分の好きな名前に設定できるため、お店の名前やブログの題材に適した名前にすればユーザーも覚えやすくサイトの認知度向上にもつながります。


②サービス提供側の影響を受けない

無料ドメインや無料ブログでブログを運営していた場合、自分が利用している業者のサービスが停止するとこれまで使用していたアドレスは事実上使えなくなります。

つまり、あなたが頑張って作り上げた家が潰れてしまうのです。

独自ドメインを使用していれば万が一の場合でもドメインが無くなることはありませんし、仮に契約していた業者を変更する場合でもそのままの状態(アドレス・ドメイン名・検索順位など)で移行することが可能です。


③SEO対策(検索エンジン最適化)で有利になりやすい

SEO対策とは検索結果で自分のサイトを上位に表示させるため行う方法のことで、独自ドメインを利用したほうが有利になりやすいといわれています。

簡単に言えばユーザーがgoogleやyahooであなたのサイトやキーワードを入れて検索した時により早く見つけてもらうことができるので、より多くのユーザーを獲得するチャンスが上がります。


④GoogleAdsenseに申請できる

ブログで収入を得ている人のほとんどがGoogleAdsenseを利用しています。

利用するためにはサイトを申請する必要があり、無料ドメインでは審査の対象外となってしまいます。


④独自ドメインのデメリット

①維持費用がかかる

ドメインの取得・更新にはお金がかかります。年間で1,000円ほどですが、万が一のことを考えた場合このくらいは我慢したほうが良いのでは?


②ドメインの設定が必要

無料ブログや無料ドメインは難しい設定をしなくても簡単にブログが開設できます。

一方独自ドメインの設定には不慣れな人だと労力と時間が無駄にかかってしまいます。

ただ、最近はサポートもしっかりしていますし、ネット上でも多くの情報が流れていますのでそれらを活用すれば何とかなると思います。


③サービス業者が持つSEOの力がなくなる

ドメイン取得サービス業者のドメインには既に力があります(SEO的に)。

そのため、ブログを開設した初期の段階でもその力が検索順位に反映され自分のサイトが上位に表示されることもあります。

しかし独自ドメインを設定することでその力を借りられなくなり、自分の力で検索上位を目指すことになります。


⑤無料ドメインのメリット

①費用がかからない

無料ドメインの一番のメリットは何といっても無料なことです。


②難しい設定が不要

独自ドメインのようにめんどうな設定をする必要がないのですぐにでもブログを始められます。


③SEO的に有利になることもある

独自ドメインのデメリットの③で説明したように、サービス業者のドメインパワーの恩恵を受けられるため、ブログを開設した初期の段階でも検索上位に表示されることもあります。


⑥無料ドメインのデメリット


①安全性の問題(サイトが消える)

無料ブログを例に説明します。無料ブログにはブログそのものを管理・運営する業者があります。例えば「はてなブログ」「Amebaブログ」「FC2ブログ」何かがよく知られていますよね。

それらのブログサービスを無料ドメインを使って運営していたとします。もし、万が一ですが契約していたブログ業者のサービスが終了したら・・・無料ドメインの場合これまで書いた記事などはすべて失われてしまいます。

その理由は、無料ドメインは他のサーバーに引き継がせることができない為です。

当然ですが「はてなブログ」で作成したブログを「Amebaブログ」で運営することはできないですよね。

一方独自ドメインは自分だけのドメインなので消えたりすることはありません。また、サーバーを変更してもそのままのドメインを使用できるので記事だけでなくサイトの評価も引き継がせることができます。


②他のサイトの影響を受ける

無料ドメインは「②無料ドメインとは?」で説明したように他人と共有したドメインです。その為、他のサイトがペナルティを受けた場合、自分のサイトも同様に評価が下がってしまいます。

それはつまり、検索順位にも影響を受けるということです。

自分はルールを守って運営しているのに、他の人がそれを破ったからといって自分にも罰が下るのは納得できないですよね。

⑦まとめ

独自ドメインはお金がかかりますし、設定もめんどくさいと思われるかもしれません。

しかし、自分の家に保険を掛けるのと同じようにブログにも安心・安全性が必要だと思います。

苦労をかけ、時間をかけて育てたサイトが一瞬の内に消えて水の泡になるのは耐え忍び難い苦痛です。

「無料」という言葉は当然惹かれますがそれらを考えれば、わたしが独自ドメインをオススメする理由が分かっていただけるのではないでしょうか?

もちろん無料ドメインを否定するわけではありません。もともとブログとは日記です。

「わたしはただ日記代わりに使うだけだから」というい方は無料ブログでも全然OKだと思います。

逆に副業として「アフィリエイトなどで収入を得ていきたい」とお考えの方は独自ドメインをオススメします。

最終的に判断するのはあなたです。使う用途を考え「無料ドメイン」にするか「独自ドメイン」を取得するのか検討してみてください。

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